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S.Biramontri*; 羽田 徳之; 橘 宏行; 小嶋 拓治
Radiation Physics and Chemistry, 48(1), p.105 - 109, 1996/00
被引用回数:16 パーセンタイル:77.72(Chemistry, Physical)生鮮及び冷凍食品の放射線加工処理における線量測定を目的として、透明及び着色ポリメチルメタクリレート(PMMA)線量計の線応答に及ぼす照射温度の影響を、線量2及び25kGy、温度範囲-196C~+45Cについて調べた。線量25kGyでは、Radix RN15は-15C以下及び以上の温度で、それぞれ+0.15%/C及び+0.25%/Cの係数をもつ直線的依存性を示した。またこの線量で、Red4043は-196C及び-78Cでやや高い応答を示したが、Amber3042とともにこの温度範囲でRadixより小さい依存性を示した。線量2kGyでは、Amber3042の応答は-78C以上で温度に正比例して増加しその係数は約+0.5%/Cであった。gammachrome YRの応答は、-78Cにおいて20Cと比べ約30%高く、またこれ以上の温度では温度が高くなるにしたがい、-0.3%/Cの係数をもって直線的に減少した。